首都、東京。文化的にも歴史的にもギュッと詰まったものがあります。
アースダイバー 中沢新一(1950~ )
東京の地形は、縄文期からの洪積層(乾いた土地)と沖積層(湿った土地)の複雑な交代で成り立っている。
そのことが、街の形成にどう影響してきたのか。
中沢新一の独自の視点での東京散策。私も東京タワーの”感じ”は納得です。
地形の成り立ちを感じながらのこんな散歩も面白そうです。
名作写真と歩く、昭和の東京 川本三郎(1944~ )
東京生まれの作家、川本三郎が選んだ名作写真。
昭和7年から63年までの東京。
日本橋、東京駅、東京タワーなど、誰もが知っている”東京”が、その時々の情景の中で違って見えます。
どれも著名カメラマンによる、さすが”名作写真”ですが、”東京”を時間を超えて旅した気分になります。
1984年(昭和59年)、主婦仲間3人と始めた地域雑誌”谷中・根津・千駄木”(愛称”谷根千”)。
自分たちの住んでいる地域の郷土史、聞き書き、建築などを取り上げて行きます。
当時、20代の彼女たちは、子育てしながら、街の中で”雑誌作り”に奮闘します。