芋文庫

推し本

園芸

雨が降るたびに緑が濃くなる季節になりました。

私たちは、好きな植物を育て、発芽から開花、収穫などを楽しみます。

人と植物との関係は歴史的にも、個人的なそれぞれの関係においてもいろいろあるようで・・・

 

園芸家12ヵ月  カレル・チャペック(1890~1938) 小松太郎 訳 

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チェコの作家カレル・チャペック。こよなく園芸を愛した彼が、庭仕事の一年を自虐を込めて、ユーモアたっぷりに描きます。

 

ボタニカル・ライフ  いとうせいこう(1961~  )

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NHKで放送された"植物男子ベランダー"の原作本。

カレル・チャペックを崇拝するマルチタレント?いとうせいこうの植物生活の日々。都会のマンションのベランダで園芸を楽しむ俺。ほとんどが擬人化された植物たちと自分の野望をとげようとするハードボイルド。園芸は男の戦いなのか?植物への愛情表現がすごいです。

 

世界史を変えた50の植物  ビル・ローズ

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植物は人類の歴史にダイナミックにかかわってきた。

食糧としてはもちろん、燃料、薬、そして鑑賞の対象として、それぞれの植物がどう発見され改良されてきたのか。その歴史は、身近なものであるだけに興味深く、おもしろいです。